ポケットに手を突っ込んだ新入生

母校の第三中学の入学式で、ポケットに手を突っ込んだままの新入生がいました。

校長や教育委員の話では、ポケットに手を突っ込み、脚を伸ばして、背中をずらして椅子に腰かけていた。けど、笑顔はやはり1年生っぽい。

Ptaや来賓紹介では、手がポケットの外に出ていました。

私なりに推測するのは、権威への反抗と地域との若干のつながりです。

この1年生は、今まで親や出身小学校とではなく、地域とのつながりによってなんとか笑顔を保ってきたのではないか。

子どもたちと地域とのつながり。子ども達が糸が切れた凧のように、風に吹かれて飛んでいかないようにするために、もっとつながりを太くすることが、私達の役割、と改めて感じました。この子の手を無理やりポケットから引っ張りだすのではなく、肩の力が自然に抜けるように。

話は飛んで、先日、親学推進協会理事長の高橋史朗 明星大教授の話を聞きました。

親学とは、

①子育ての第一義的責任は親にあり

②子どもの発達に応じて、「主体変容」、親も成長すべきで

③家庭教育において父性、母性の役割を意識しよう。

このような考えを広めましょう、という内容で、共感できる所は非常に多かった。ご尽力してくださった吹田市の神谷・石川議員はじめ多くの皆さん、ありがとうございました。

例えば、親学の第1人者が、このポケットの1年生のお父さんお母さんに接した時、どんな話をするのだろうか。そんなことを入学式で考えていました。

少子高齢化で子育て受難の今、親学、親育て、共育、子育ち、など類似概念がたくさんあります。総括してしまうと、最も重要なのは、子育ての最中に親自身が人間として成長する事、かな。

これ、思いますけど、本当に難しいです。

しかし、子どもの成長とともに、自分自身が成長を志す、というのは、家族への愛情が試される試練、そんな気がしてきました。

みんな、一緒にがんばりましょう。

2009/04/08




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