「グラン・トリノ」いい映画だったなぁ・・・。
かつて朝鮮戦争に従軍したウォルト・コワルスキーは、戦時中に十数人の朝鮮人を殺したことがいまだに辛い思い出として心に残っている。頑固で偏屈な老人で、気に入らないことがあると「ぐうぅぅぅぅ~」とうなり声を上げ(最初、客席の誰かがイビキをかいてるのかと思った)、唾を吐き、口を開けば罵声や差別用語はアタリマエ。何かトラブルが起こるとライフルを持ち出して相手を威嚇。最愛の妻に先立たれてしまい(映画は妻のお葬式のシーンから始まる)、二人の息子とその家族からは煙たがられていて孤立。楽しみは愛犬デイジーの世話、近所のイタリア系の床屋との悪態の突き合い(これが大いに笑える)、そしてかつてフォードに勤めていた時に自分でステアリングを取り付けたという愛車「グラン・トリノ」を眺めながらビールを飲むこと。そんなウォルトが、隣の家に引っ越してきたモン族の家族と、ちょっとしたきっかけから交流を深めていく(お婆さんとはなかなかウマが合わなかったようだが)。内向的で引っ込み思案な次男坊タオ(姉のスーに言われて炊事や庭の草むしりといった”女性の仕事”ばかりやっている)を一人前の男に導いていくことに喜びを感じ始めるウォルトは、やがて自分自身も変わり始める。ところが、タオの身内(不良グループのリーダー格である従兄)とのトラブルに中途半端に介入したことがきっかけでストーリーは急展開を見せる。そしてウォルトは、ケリをつけるためにある決断をする・・・。
イーストウッド演じる偏屈じいさん(ウォルト)のキャラがとても深くて強烈。彼の行動や言葉は見ていて全く飽きがこない愛すべき存在でした。。他愛もないことなんだけど、ひとつひとつの出来事が丁寧に積み重なっていき
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