「フランス人の歴史」 ・・・ 第2回 カトリックが、アリウス派 を 嫌悪をする理由 ・・・P.ガクソット著
「フランス人の歴史1」(みすず書房)
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「フランス人の歴史」を読んでて、気になった2つ目の点は、
ガクソットは、信仰心篤いカトリック教徒だな と、強く感じ、
それ故に、
「カトリックが、何故アリウス派に、あれほどの嫌悪感を示すのか」
との疑問に答えてくれているな、感じられたことです。
<アリウス派 に関する ガクソットの記述>
(ローマ)帝国内に定住したゲルマン人達は、アリウス派の教義を信奉していた。
これ(アリウス派)は、
三位一体説 の「父なる神」にのみ 永遠性と創造主たる性格 を 認めるもので、
「子たるキリスト」は、
彼(「父なる神」)によって「創造されたもののうちの 第一」であり、
神からの言(ロゴス、神の子) と 呼ばれる光栄 は 有するが、
「神と同じ者ではない」とする教義である。
この説(アリウス派の説)は、
カトリックの玄義(ドグマ)を理解するまでに至らない異邦人(バルバール)の頭に
ちょうど適していた。
4世紀においては、この異端と戦うことが、教会の大きな任務であった。
(教会の中で)ジェローム(ヒエロニムス)とオーギュスタン(アウグスティヌス)が名をあげた。
まさに、
「神秘がなければ、宗教もなかったであろうし、
理解できないことがあるから、信心もおこるのである。
人を贖うために死んだ人の子(キリスト)が、永遠(神)でないならば、
キリスト教も存在しないであろう。」
異端説が、
理屈にあっていて、粗野な精神にも分かりやすいだけに、
教会にとって 一層恐るべき脅威となった。
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