「敵国日本」

ヒュー・バイアス著

「敵国日本」(刀水歴史全書61)

                                

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太平洋戦争のとき、アメリカは、日本をどう見ていたのか気になって、読んでみました。

            

著者のヒュー・バイアスさんは、

1875年 スコットランドに生まれ、

           

1914年から開戦の1941年まで、

ロンドン「タイムズ」やニューヨークタイムズなどの記者として、

途中帰国したときを除いて、基本的に日本に滞在していました。

戦前における欧米人の知日家の筆頭とも言うべき人だったそうです。

        

太平洋戦争開戦後、

アメリカにわたり、エール大学で日本問題の講義をしていたそうです。

          

本書は、

開戦直後に書かれた「敵国日本」と、1943年の「日本問題」 の 2部に分かれています。

            

「敵国日本」は、

         

戦前の日本政治構造を解説して、

何故日本が無謀にも戦争を開始したのかについて、述べています。

             

日本を外から客観的に概観していて、

我々日本人にとっても、戦前の日本を理解する為、更には、

日本人が気がつかない日本人の性格を知る為の格好の好著だと思います。

                

一つ違和感があったのは、

日本海軍が、アメリカに勝利できると考えて戦争を開始したと、推定していることです。

            

四半世紀以上 日本に住まわれていて、日本人をよくご存知のバイアスさんでも、

日本人の深層に潜む性格まではご存じなかったな、

日本海軍を買いかぶっておられたな、

と、思いました。

             

ご承知の通り、海軍は、アメリカに勝利できるとは考えていませんでした。

           

では、何故開戦に踏み切ったのでしょうか。

私は、2つの仮説を考えています。

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アメリカ | 日本 | 読後感
2008/03/28




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