2月後半~3月上旬に読んだ本* つくもがみ貸します 畠中恵
お江戸ファンタジー。利休鼠、裏葉柳、秘色、似せ紫、蘇芳の5つの中編集。こちらは、しゃばけシリーズの屏風のぞきのような付喪神が活躍するお話。
若い清吉とお紅の姉弟は、損料屋(レンタルショップ)で生計を立てている。貸し出し品の中の100年以上経った骨董品の中には、付喪神として口が聞けたり動けるものも出てくる。彼らは誇り高く、人間とは話はしないのだが。。清吉には彼らの話を聞き姿を見ることが出来、彼らの宿る品物を貸し出すことにより関わった様々な事件を解決していく。
一方、縦糸には恋愛も少し。お紅には忘れられない人が居て、姉弟として一緒に暮らしながらも、血はつながらない清吉は気になって仕方ない。とうとう彼を探し当てたとき、彼女の心は。。
こちらも付喪神が、月の掛け軸やゴイサギ柄の煙管、こうもりの根付や京人形など、へんくつなのや知性が豊かなの、機転がきくの、優しいの、それぞれに個性豊かで楽しい。昔の絵巻の百鬼夜行図では恐ろしい付喪神も、生き生き描かれています。挿絵もかわいい。ところで、しゃばけと同じお寺が登場しているところを見ると、同時代?
* ねこのばば 畠中恵
お江戸ファンタジー。テレビでも放映された「しゃばけ」のシリーズ。茶巾たまご、花かんざし、ねこのばば、産土、たまやたまや、の5つの中編集。妖達に守られて暮らす、相変わらず体も弱い若だんなだが、トラブルの種は絶えない。少女に、仲間のチビ妖の鳴家が見つかってしまったり、連鎖倒産の危機にあった父親が妙な新興宗教?にはまったり、菓子屋の三吉の妹が嫁に行くのに妙な謎掛けをされたり。。他所の事件解決というより、自分の身の回りにトラブル発生。若だんなの恋愛がらみの話は始めて。佐助・仁吉がまた大活躍。
実写版の放映から、かわうそ、屏風のぞきや仁吉に俳優の顔がちらついてしょうがない。あと、茶巾たまごに砂糖をどっさり振りかけたのって聞くだけで不味そう。
* 死にぞこないの青 乙一
主人公は小学生の男の子。比較的楽な係になりたい彼は、希望者の中から自分も決まったと嘘をついた。翌日から彼に対する先生の態度が変り、なにかというと彼に当たるように。級友までもいじめるようになり。。親や他の子供には受けがいいので、彼一人が瀬戸際に追い詰められる。彼が苦境に立つ時、彼にしか見えない凶暴な青い子供が現れて彼を復讐に導く。それの正体は?
ここまでひどくないけれど、小学校の頃、担任がヒステリー気味で学校を休みたくなったことも。でも、小学生の時って特に理由がないと、精神的な問題では休みにくいもの。共感できます。実際は子供達って案外、裏で舌を出して
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