何が不安?

北海道に住んでいると、「格差社会の負け組」だとか「病院から医師がいなくなる」とか、様々なマイナスのイメージで物事が語られる。「だって、田舎だもん」。

格差社会とはいうけれど、統計上のマジックもあるし、「お金がないから良い教育を受けられない」とは言うけれど、私などは事情があって高校と大学は自活していたので、格差社会のSUPERな負け組であろうが、それでも、普通に生きている。預貯金だってそんなになく、過去に病気をしたから、生命保険加入の審査も厳しい、会社員であるから経済的な安定は余りない。負の要素を挙げればキリがないが、それでも幸せに生きている。

地域の基幹病院から医者がいなくなるのは確かに不安。だけど、これも感情的に騒ぎすぎっぽい感じ、するんだよなあ。風邪をひいたぐらいで総合病院にかかろうとするから、不安なのであって、平成に入るまでは、ほとんどの人が少々の身体的不調など気にしないで生きてきた(まあ、インフルエンザのように行政と病院がグルになって受診誘導をはかっていた事は責められるべき事ではあるが)。お年寄りが不安になるのはまだわかるけど、20~40代の人が不安になる要素、あるのかなあ。

日本人はマスコミに扇動されやすい。それは今回のタミフルショック(インフルエンザにかかった訳でもないのにタミフルに恐怖を持つという不思議な状況)にも見られる通り、自分が不安になる対象を一生懸命自分で探している様な印象を受ける。不安がるのは、「その時」になってからでも、決して遅くはないのだ。

抽象的な事ばかり書いちゃったけど、行政や政治を監視するのは非常に重要。でも、悪い所ばかりに目を向けているのは精神衛生上良くない。都会暮らしに憧れる人も多いが、東京で数年暮らした経験から言えば、娯楽があっても、医者がたくさんいても、良い学校がたくさんあっても、東京はやはり住みにくい。

田舎・都会のそれぞれに長所と短所がある。「誰かが何とかしてくれる」と思ってはいけないとは言うけれど、「そのうちなんとかなるだろう」という気持ちを持ち続ける事も大事な気がしてきた。

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2007/03/24




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