大学の難易度と受かりやすさ予備校などが作る大学ランキングは,あくまでも目安に過ぎません。1・2枚のポスターに絶対的なものはまったくないと考えて正しいでしょう。そのため,5程度の偏差値の違いでは,「受かりやすさ」は結構,逆転していることがあることを知っておきましょう。条件がそろうと,10程度の偏差値でも逆転しているケースもあります。
基本的な考え方として,最も難易度が高く出るのは,私大センター型の入試です。
私大センター型は,ほとんどの大学で,センター試験の結果だけで合否を決めるています。
多くの大学では,受験者は,テストを受け,自己採点をし,自己採点集計ではあるが順位・合格得点ラインを知った上で出願をすることができます。出願者にとって見れば,出願費用に余裕があれば上も下も同時に狙いますし,そうでなければ,例えば国公立大への滑り止めとして,確実に合格をするラインを狙うことになります。
と,いうことで,思わぬ高得点を取った受験生が出願してくることがままあるわけで,その上,募集人員は数人しかいないケースがほとんどなので,結果,合格ラインは高くなりやすくなります。(進学するかどうかは関係しません)
また,科目数が少ない私大が多いので,次に述べるような効果も複合して,合格偏差値を高める要因となっています。
高得点を取った受験生の人気薄の私大は合格ラインも低いままとなるわけで,この辺は,自分の成績というよりも,その年のセンター試験の動向をしっかり分析した受験生が得をするということになります。
また上位の大学では,科目数が少ない大学(私大に多い)ほど合格に必要な偏差値が上がる可能性が高くなりやすくなります。これは,科目数が少ないほど,その科目が得意な受験生が集まる訳で,同じ得点帯に集中しやすくなり,このため,「標準偏差」が小さくなり,同じ合格得点でも偏差値は高くなる という,数学上の現象が起こるためです。
集団の中から一歩抜ける学力があれば,意外と高い大学を狙うことが出来る ともいえますし,人並みな「得意科目」では集団に埋もれてしまうだけともいえます。
逆に,上位の大学で,科目数が多い大学は,偏差値上の合格ラインは思っているほどは高くなりません。
例えば,5教科7科目を課す大学を考えてみても分かるように,いくら難関大でも,全科目が得意な受験生はそうはいないわけです。得意科目・苦手科目の合計で合否を決めるわけですから,その得点の散らばりは大きくなり標準偏差も大きくなります。
そうなると,いくら高得点をとっても偏差値はそれほど高くならない訳です。5教科7科目型の受験が偏差値を押し下げる効果は,ランキングの偏差値で5~10といわれていて,旧帝大クラスを狙っている受験生が,
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