僕の妻はエイリアン「僕の妻はエイリアン」 泉流星 新潮社 @1400
父から借りて読んだ本。副題は「「高機能自閉症」との不思議な結婚生活」。
父は、医療福祉関係の仕事に携わっており、私の仕事上の大先輩です。私が30代に入って、この業界に飛び込んできてから、折に触れ本当にいろいろな情報提供をしてもらっています。こういう心遣いが、仕事の助けになるのです。本当にいつもありがとうございます。
この本は、自閉症の妻を持った旦那さんの手記です。
と紹介したいところですが、本当はそうではありません。実はこの本の最後にネタ晴らしがあり、旦那さんが作者ではなく、奥さんが旦那さんの視点から書くことに決め、旦那さんのふりをして書いた本ということが明かされます。
もちろん旦那さんとの日々のディスカッションが、この本のベースが作られているわけですから、旦那さんと奥さんの共同作業になっていると思うけど。
あとがきを読むまでは、不思議な雰囲気を持つ本という印象がありました。以下読んでいる最中に感じていた違和感です。
1)旦那さんが、自閉症のことに詳しすぎること(読んでいる間は、好意的に評価していた)。
2)でもその割には、旦那さんが自分のことを紹介している箇所では、体を動かすのは非常に好きなようだが、勉強を積み重ねるような性格ではないのでは?と思うようなところがあったこと。
3)奥さんを必要以上に援護しようとする箇所があり、そこに違和感を感じること。
4)作者名が女性っぽいのに、文体が男性の口調っぽいところ。
私は、割とあとがきや解説を最初の方で読んでしまう人なので(それで楽しみが減ってしまうことが度々ある)、いつもなら「おかしいな」と思った時点で読んでいるはずなのだが、今回は「変だ、変だ」と思いつつも、そのまま最後まで読んでしまい、あーなるほどと理解した。それでこの日記を書いた訳なのだが・・。
この奥さん、自分のことを「異星人妻」と称して、日々のエピソードを語っていきます。
それにしても、自閉症の方と一緒に暮らすというのは、本当に大変なことなんだなぁ。普通の人であれば、生活していく上で、問題とならないところが問題となり、それが本のエピソードになるんだから。
でも、この本を読んで、その人の障がいの特徴にあった対応を周りが取ることが出来れば、問題なく生活できること、その人がよりその人らしく生活出来ることが可能であるという、非常に当たり前の感想を持ちました。
この異星人妻の今までの社会に適応しようとする努力や、素敵な旦那さんと知り合って結婚し、サポートを
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