時間は足早で公平である学生時代、私の愛読書のひとつは、住井すゑ氏の「橋のない川」であった。 映画にもなっている。
その第7部の「あとがき」に次のような一節がある。
『くる日も、くる日も、時間は私の横をすり抜けて行きました。すり抜けて行く時間をつかまえようと、私はけんめいにつとめました。けれども、時間は足早で、私の努力などまるでみとめてはくれません。呆れて、二日休み、三日なまけ、四日、そっぽ向き・・・・という有様で、とうとう、予定が二年以上もズレてしまいました。それでも年齢が年齢だから、仕方ないさ・・・・と、結局は自己弁護。全く、ズルイはなしで、ごめんなさい。』
今は亡き住井氏は、当時90歳である。その住井氏が「全く、ズルイはな
(1/2) 次»
カテゴリー一覧
最近のコメント
このブログを友達に教える