VNS(迷走神経刺激療法)3月7日、智子は、東大病院、脳外科で、VNS(迷走神経刺激療法)の装置をコントロールしている、胸に埋め込んだ器具のチェックをしていただきました。そのとき、担当の医師から、希望を感じるニュースを伺いました。「近い将来、VNS(迷走神経刺激療法)の治療が保険適応されそう。」というものです。「これまでは、日本では、VNS(迷走神経刺激療法)の治療は、保険適応されておず、VNSの希望者が、医師にお願いして、装置を個人輸入し、首と胸に器具を埋め込む手術をしていただいており、約200万円くらいの費用が必要でした。一方、欧米では、VNSは保険適応されているそうですが、実際に、智子も、アメリカ滞在中に、担当の医師に勧められ、手術を受けましたが、保険でカバーしていただくことができました。欧米では、一般化している治療のようですが、日本では、大変珍しく、九州や西日本には、手術で埋め込んだ装置の状態を見ていただける医師がおられないため、智子は、年1回程度、東大病院の医師に診ていただいているところです。
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智子は、以前は、介助者に手伝ってもらえば、歩くことができました。それが、倒れるけいれんが起きるようになってから、恐怖心からか、2002年頃より歩かなくなってしまいました。立ちあがることさえ、ほとんどなくなりました。医師にVNS(迷走神経刺激療法)を勧められた時、「けいれんの薬の量を減らすことができるかもしれないし、けいれん自体も減少するかもしれない。」ということに、私たちの心は傾いたのですが、何といっても、「もしかしたら、もう一度、歩けるようになるかもしれないですよ。」というお言葉が決定的となり、VNSの埋め込み手術を受けさせることを決め、智子は、2005年2月に手術を受けました。
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現在、手術してから、ちょうど3年経ったところです。この3年間の間に、智子は、周りの状況を良く見るようになり、それに合わせて反応する行動が増えました。また、目が生き生きする時間が増え、瞬間的な声が出ることも多くなり、表情がとても豊かになってきました。極めつけは、意識して排尿をするようになったことです。小学校の頃から定時排尿を試みているのですが、手術前には、外出をしない日でも、オムツに排尿することが、毎日数回ありました。手術後は、オムツに排尿する回数がだんだん減り、常に臭っていたおしりの尿臭さも完全にとれました。中でも、以前は、外出時間が長くなり、トイレに連れていく時
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