フェリーニの道化師の巻

1970年にイタリア公営放送ように制作された作品。フェリーニのアマルコルド に並んで大好きなフェリーニ映画です。  
夜中に男のかけ声で目覚める少年。カーテンを開けると家の前に突然大きなテントができている。翌朝、母親に「あれは何?」と聞く少年。「サーカスのテントよ。悪い子は連れてかれるよ」イタリアも日本も同じだなぁ。そこには怪力女やジャングル男、奇妙な道化師たちがいた。(シャム双生児のホルマリン浸けを見せる見世物小屋的シーンもある。)母親とサーカスを観ていたのだが突然泣き出してしまう。道化師は笑わすどころか怖がらせたのだ。母親に叱られながら外に出る少年。この子がフェリーニなのだ。町の変わり者やキチガイが道化師の振る舞いとだぶってしまい怖くなったのだ。時代はうつりサーカスはグランド化し昔の風情はなくなってしまう。フェリーニは活動の場所を失い消えていった道化師の痕跡を捜しにサーカスそして道化師の発祥の地フランスへ渡る。ドキュメンタリー的な作りで話はすすむのだ。 フランスの名道化師ジムギヨンがアル中から体を壊し死の床に伏してるのだがおもしろいサーカス(道化師)が来ると夜な夜な通うのだ。そしてテントで笑いながら死んでいくとゆうエピソードが泣ける。ラスト30分の道化師たちの競演は凄すぎる。フェリーニの道化師への思いがラスト30分から終幕まで濃密に詰まっているのだ。そして暗闇に哀愁漂うトランペットの旋律とともに消えていく道化師。せつないなぁ。
 子供の頃に観た夢とも現実ともつかぬ不思議な思い出。センチメンタルな悪夢。こうゆうのがずーっと心に貼り付くんだよなぁ。

 フェリーニの道化師最高!!
そしてニーノ・ロータの音楽最高! 大おすすめ映画です。 


2008/07/26




コメント(0)|コメントを書く

カテゴリー一覧
最近のコメント

このブログを友達に教える

コミュニティ | 有名人・芸能人ブログ | ケータイ占い | ケータイ小説 | 掲示板


画面TOP↑


powered by cocolog