第39話 2010年までに必要な国語力

明治書院の『日本語学』8月号に「2010年までに必要な国語力」と題する小論を発表した。「2008年までに日本社会を支える国語力」、「2009年までに経済基盤を支える国語力」、「2010年までに司法制度を支える国語力」が必要だと考えている。PISA調査と呼ばれる国際学力調査で日本の読む力は8位から14位に急落、経済大国日本を支える基盤としての国語力が大きく揺らいでいることが明らかになった。

一方、アメリカは現在読む力が18位だが、アメリカは国をあげて、読む力の向上に取り組んでおり、今後大いにその成果が期待できる。ザウルスのカレンダーには過去4年間のアメリカの国語学会参加の際の記録が詳細に残っている。4年前からのアメリカの国語学会の記録を見ると、ここ4年間で加速を付けて読む力の向上につとめていることがわかる。

アメリカの国語学会参加は年に3回ほどだが、ザウルスのカレンダーの「検索」のキーワードに「アメリカの国語教育」と入れると、アメリカの学会参加時のデータが全て呼び出され、一つのストーリーのようにアメリカの国語教育の動きが見えてくる。検索時間もわずか数秒だ。ザウルスのカレンダーに詳細に記録しておけば、一つの検索語で一つの年譜を作ることができるのだ。

2007/09/23




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