
週末、野田秀樹作/演出/出演の怪・快作「The Bee」の英語版ー3人の英国人と野田による英語での上演ーを観る。
昨年、ロンドン、ソーホーシアターで初演の際にも現地で3回(なぜか毎日通ってしまい、観客の反応の良さに嬉し誇らしい、体験をしたのです)観てきての今回は約一年ぶりの再観。
ソーホーシアターと今回の(世田谷)シアタートラム劇場のスケールがほぼ同様で、劇自体は殆どの部分で変わりなく、、、もちろん回を重ねている分だけ、ますます役者同士のチームワークは良くなっておりました。
このところ、英国へ行って芝居を観る度に感じることなのですが、やはり英国の役者は上手い!!!!
つまるところ、そこが最大の両国間の演劇界の違いなんじゃないかと思います。
もちのもちろんで、日本にも天才級の役者はいますー例えば、今回のThe Beeでも野田秀樹の演技は4人の中で遜色どころか、傑出しておりましたしーが、プロと自他ともに言える役者の数で言うと、、演劇土壌が違うなーと感じざる得ません。
前回、ロンドンでインタビューをした際にも野田氏自身語っておりましたが、「演劇」の社会的認知度、社会的地位に歴然とした温度差があるのです。
野田氏は「例えば、ロンドンのタクシーで、、役者やってます、なんて言うと、、へー、良い仕事に就いていて羨ましいよ、がんばってよ。なんて明るい返事が戻ってくるけど、、これが東京だと、、`え?役者??大変だねー’って、まず、同情されちゃうからね。」と具体例を挙げてくれていましたが、、日本で言うところの役者って、テレビドラマに出ている人、だから。ね。
先日の「ラスト・ラフ(英語版三谷幸喜の「笑の大学」)」の中でも、一度も劇場へ足を踏み入れた事の無い検閲官の方がかなりの変人という描かれ方をしていましたから、、これが日本だったら劇場へ行く人の方が変人になっちゃうから、、その違いでしょう。
そんな二国間の社会的背景の違い、そしてやはり国民性の違い(観客はそれぞれの国の市民ですので)を考え合わせながら、これらの両バージョン(日本語版と英語版)