ダブルライディング (4)

数日が経った。

仕事にもだいぶ慣れてきて、

一日一日がすごく充実しているような気がした。

「昨日、連れが急にやってきて、

寝たの3時なんすよ。」

「あぁ、それはかわいそうですね。」

「本当はかわいそうなんて、思ってないっしょ?」

「うん。」

すっかり青井さんとは今では大の仲良しなのです。

「市川さん、何一人で笑ってるんっすか?キモイっすよ。」

「青井さんには言われたくないですよ。」

青井さんは結構毒舌なので、私も言い返したりしたら、

堺さん(キャリアウーマンな感じの女の人)に

「二人ともけんかしないの!!」

って言われている。

でも、私と青井さんは喧嘩をしている自覚はまったくなかった。

「青井さんって不思議ですよね。」

「んっ??何が??」

「いや、なんかムカツクこと言われてるのに

あんまり嫌な感じがしないんですよ。」

「まぁ、俺の人柄がよいからね。」

「はいはい。」

「あぁ、でも俺。冗談が通じる人にしか冗談言わないですよ。」

「確かに宮崎さんには全然言わないよね。」

「あっ、俺可愛い人に冗談言えないんだよね。」

「それって私が可愛くないってこと?」

「ははははっはは」

青井さんはめちゃくちゃ笑っていた。

2008/11/05




コメント(0)|コメントを書く

カテゴリー一覧
最近のコメント

このブログを友達に教える

コミュニティ | 有名人・芸能人ブログ | ケータイ占い | ケータイ小説 | 掲示板


画面TOP↑


powered by cocolog