ダブルライディング (3)2日目。
初日はいっぱい仕事を教えてもらったので、
2日目が一番緊張した。
(二日目が肝心よ、千枝子、ファイトよ)
気合をいれて会社に入った。
「あぁ、市川さんおはようございます。」
さわやかに声をかけてくれたのは、
落ち着いた感じの若い人だった。
名前は、青井陽介。
「おはようございます。」
「市川さんって何歳??」
「24歳ですけど。」
「えーっ、そうなんすか?俺とタメなんすけど。」
「えっ、そうなんですか??」
青井さんは若いとは思っていたけれど、
自分より年上に思っていた。
同い年と聞いて千枝子はすごくビックリしたとともに、
なんかちょっと親近感を感じた。
「あっ、ついでに宮崎さんって何歳だと思う?」
宮崎さんとは、事務所にいる若くて可愛い女の人だ。
「う~ん、22くらい?」
「いや、違うよ!あの人、27歳。」
「えっ、見えない!!!」
他愛のない会話をちょっとしただけなのに、
青井さんとは仲良くなれそうな気がした。
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