有価証券報告書虚偽記載での損害賠償 ライブドアの東京地裁判決ライブドアによる有価証券報告書の虚偽記載での損害賠償について東京地裁判決が出ましたね。今回は個人株主からの訴訟分は含まれていませんが、合算すると巨額になりそうです。
またNIKKEI NET(日経ネット)の記事によると、IHIにも約16億円の課徴金納付命令が出されそうな流れのようですね。ただ証券取引等監視委員会は悪質性はないと認定しているとも。
投資家に与えた影響規模が大きくなると、今後は課徴金、損害賠償額両方共に高額になっていくということなのでしょう。
ライブドアの虚偽記載の件についてはJ-SOXから見ると「内部統制の限界」ということかもしれませんが、IHIの今回の件のように例え悪質性がなくてもその影響結果によっては多額の課徴金を支払うことになるので、J-SOXに基づく内部統制の構築はそれが適切な内容となっている限りは会社にとっても有用ですね。
ところで、今回の地裁判決に関してですが、会社側の公表前あるいは検察官が報道機関に告げる前に報道機関が独自に報道して株価が急落したような場合、「公表日」が遅れるとそれだけ推定規定に基づく損害額は小さくなってしまいます。この辺りのことはどうなのでしょうか・・・
YOMIURI ONLINE(読売新聞) 2008.6.13
有価証券報告虚偽記載、ライブドアに95億円賠償命令判決
ライブドアによる有価証券報告書の虚偽記載事件で株価が暴落し、多大な損害を受けたとして、同社株を保有していた日本生命保険と信託銀行5行が、ライブドアホールディングス(旧ライブドア)を相手取り、計約108億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が13日、東京地裁であった。
阿部潤裁判長は、約95億4000万円の賠償を命じた。
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MSN産経ニュース
ライブドア側に95億円の賠償命じる 東京地裁
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