田川紀久雄日記
井原修さんからお米が送られてくる。長谷川忍さんからカンパをいただく。15日のCTの検査費がでる。それに坂井のぶこさんの18日の病院代にも、本当に助かる。
家もおんぼろでガタがきている。修繕しなければならないところがたくさんあるが、いまはそのまま放り投げている。亀岡新一さんの詩にもわたしと同じようなことが書いてある詩がある。部屋が狭く、二人が座るのがやっとである。今は雨露がしのげられるだけでありがたい。いまは大切なことは心の畑を耕すことである。
いくら頑張っても報われない時がある。でもその時が人生で最も大切な時なのである。長い試練がその人を強くしてくれる。長く辛いときこそ、一番幸せなときなのかも知れない。私もそう思って詩語りの道を歩んでいる。人があれこれ言うのは無責任でいっているだけのことだ。成果を求めて生きているのではない。その試練に耐えて生きている今というそのときこそ私の人生そのものなのだある。この意志が末期癌の予防に繋がっている。
浜川崎のランに友達がいることがわかった。子供を生んだはずなのに、子供の姿が見えない。何かがあったのだろう。一週間前にはとても淋しそうな顔をしていた。リュウの姿はここ一ヶ月見えない。心配だ。野良猫が真剣に生きている姿を見ると勇気づけられる。
Kさんより手紙が来た。人集めにやはり悩んでいられるようだ。いまはあせらず自分の畑を耕すことが、明日の日に繋がってゆくのだと思う。同じ悩みをもつものが励ましあって生きていくことも、畑に肥やしをあげるのと同じことになる。
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