大田神社の杜若連休が明けるのを待って、娘や孫と京都へ一泊の旅をしました。母の月ということもあり、長女が企画したプランです。
実家の墓のある京都は日常的に訪れる場所ですが、いつもは寺町今出川と、せいぜい銀閣寺界隈に足をのばす程度。今回は私の希望でまずは上賀茂神社からスタート!
杜若の名所大田神社までのそぞろ歩きは、京都の中でもひときわ味わいのある通りです。葵祭を控えて、道路の急整備が行われていましたが、連休と週末との谷間で観光客も少なめで、長閑な散策でした。
大田神社の杜若は例年より少し早めに見ごろを迎えていて、あまり大きくない沢一面に紫のスキッとした麗姿を漂わせていました。数組のカップルのひそひそ話が聞こえてきます。「あれって、かきつばたと読むん!?」「もりわかとおもってた!」。それって牛若丸の親戚?
確かに杜若をカキツバタと読むには漢字検定力が要りそうです。ちなみに俳句では燕子花とも書きます。花の姿が燕が飛んでいるように見えるからとか。はたまた杜若とは異なる花としてあやめや花菖蒲があります。西洋のアイリスはあやめに似ています。
この近くには上賀茂神社に奉職する社家の住居が集る社家町があります。由緒ある社家の一軒は匂い袋屋さん、そして趣のある店構えの漬物店「なり田本店」があります。お土産にはもちろんすぐきを。
翌日は嵯峨野方面へ。トロッコで亀岡まで行きました。車窓にシャワーのように降り注ぐ万緑は清々しさこの上なしです。秋の紅葉は想像するだけで見事なことでしょう!
宿舎はリーガーロイヤルホテルのスイート1部屋に全員で泊まりました。長女の交渉力で、エキストラベッドを入れ、とびきりなレイトにしていただきました。お陰で夜は持参したDVDで、孫が大好きな「ウォーリー」を広いリビングで楽しみました。
宵の散策は四条通ではなく三条通りがおすすめ。紙クラフトの殿堂鈴木松風堂や、瀟洒なレストランやブテックが軒を連ねていて、ウインドー・ショッピングにも楽しい通りです。もちろんイノダ珈琲もあり、まるでパリにあるようなテントで囲んだカフェなどもあります。この通りから錦市場への移動もすぐです
ついでに墓参もすませ、聖五月の風を堪能した古都の小旅行となりました。
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