第五回くすのきマラソン参戦記

自己ベスト。自分史の中で最も優れた記録。

世界記録といえども、ある人が更新した自己ベストがその瞬間において人類の頂点に立つこととなったとの偶然。

自己ベストと呼ぶ記録に特別な意味を持たせるとすれば自己と格闘した過去を振り返り称える時にあるが、現役かつ伸び盛り?を自称する自分としては、ここはあくまでも通過点として捉えたい。それゆえ自己ベストの名称を今は過去ベストと呼びたい。勿論、すべてはレース後24時間が経過した後のことであるが・・・

若い頃にある種の競技に打ち込んだトップアスリートの面々が、同じフィールドで再び記録に挑むほど難しいことはない。仮にモチベーションが向上していても年齢、ブランクや技術をとりまく環境の変化より、かっての自己記録を超えることは至難ともいえよう。

だが稀に不屈の精神力によりハンディを乗り越えれるアスリートがいる。まさに鉄人と呼び最大級の賛辞を贈りたい。

現在の自分が若い頃の自分と同じ競技で闘うことを思えば、少々加齢した肉体であろうと異なる競技にシフトすることは気分もリラックスができ、またなにより新鮮でもある。

自分が選択した競技はマラソン。「よかった!かってのエリートランナーでなく。」と考えると同時に加齢しながらも記録が出ることに少々の罪悪感を感じる。走る以前の生活、つまりランナーでない時代が長かったことに心が痛む。

もっと早く走る喜びに気がついていれば・・・

後悔ではなく純粋に現在を肯定する気持ちである!それほど単純な動作を飽くなく続けられ、また自己を度々発見できる競技を知らない。

さて、前置きが長くなったが先週行なわれた第五回くすのきマラソンでは自己ベストを更新することができた。そのレースを振り返る。

当日の天気は快晴。しかも風もなく、気温は5℃。その後13℃まで上昇するがマラソンとしては絶好のコンディション。好成績への期待感が膨らむ。

会場にはチームのメンバーが4名。このうちトライアスリートの会長は足の故障により自慢の自転車で応援。チームのエントリーは私を含めて3人、うちH氏は重大な故障を押しての出場である。

他人の痛みを分かち合えぬはもどかしさ。レースに出るも地獄、残るも地獄。この選択を当日会場入りして決めるとなると、まずは出場が自然な運びとなる。そういう自分も首を痛めた昨年、この選択を当日の成り行きに任せたことで症状が悪化、1ヶ月の安静療養を強いられた苦い経験を持つ。愛すべきキャラクターのH氏に掛ける言葉をあらかじめ用意はしていたが本人の顔を見ると強くは言えない。そこは前回のブログにも書いた自己責任のルール。「いざという時は回収車に

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スポーツ
2009/03/23




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