獅子目(ししめ)界隈(鹿屋市南町獅子目)獅子目田んぼへ行ってみる。おそらく普通作の最後の田植えが行われているだろう、その様子が見たかった。
だが、すでに、田植えは終わっていた。県道の向こうには、志々目(ししめ)城をバックに、つい今しがた植え付けられたような田が広がっている。
田んぼの向こうに見える丘は「志々目城跡」。志々目氏の居城だった。
志々目氏は中世に下向した藤原姓「冨山氏」の一族で、同族には「大姶良氏」「横山氏」「浜田氏」がいる。
この田園地帯は「大姶良川」が育んだもので、そう深くはない河谷なので、開拓しやすかったゆえ、平安時代の末頃にはかなりの田園となっていた。
右手奥に見える山は「陣ノ岡」(482メートル)で、室町時代に繰り返された 祢寝(ねじめ)氏と肝付氏との戦いでは、祢寝(ねじめ)氏があの頂からこちらへ攻め入っている。
県道から獅子目の小さな川沿いに入っていくと、田んぼで補植(ほしょく=田植え後に苗の抜けてい
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