安全な道世の中はいろんな「菌(きん)」にあふれている。皆それらにやられて病気になる。経済的「ばい菌」が入れば破産したりするんだ。
病気にならないためには完全な無菌室で生活するしかないんだけど、そうはいかない。いろんな有害情報や誘惑の多い世の中で生き抜いてゆかなければならないんだ。
病気にならないために有効なのは予防接種だ。あらかじめ体の中に「ばい菌」を入れておき“免疫”をつくっておくのだ。
そういう意味で、身を滅ぼさない程度の失敗や損失は必要だナ。失敗を嫌うんではなく、常に体の中に「ばい菌」を入れておくくらいの“度量(余裕)”が大事だ。失敗や損失を「想定内」と言える生活だ。
私の体の中にも、異業種(葬祭業)進出失敗菌とか販路拡大(仙台進出)失敗菌とかいろいろな菌が入って免疫をつくっているけど、時代に対応した「新たな菌」を入れておかないと不安になるネ。
倒産している人の多くは、その前に“いい思い(成功)”ばかりしているケースがほとんどなんだ。“いい思い(成功)”が続かなければ、倒産することもなかったのだ。
仏教の道元禅師が説いた教えの中に、「得は迷い、損は悟り」という言葉があるそうだ。少し損をしているほうが落ち着いて生活できるのかも知れない。
損を追い出そうとかしないで、仲良く同居したほうが安全に成功の道を進めるんではないのかナ。
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