衝撃

 ココログに来る前、gooで日記を書いてた頃に良く登場していた、Y美ちゃんという同僚がいる。カイシャに入ったのは僕が一年先だが、年齢は僕より八つ上で今年四十だ。はしのえみに似た美人である。

彼女はKが死んでしまって生き地獄を彷徨っていた僕にいろいろと世話をやいてくれた恩人である。葬式の日、焼香を済ませて出棺を待つ間、誰もが日陰で待っていた。僕を除いて。僕だけが、まるで何かにとりつかれたかのように炎天下の太陽の下で佇んでいた。そんな僕に後ろからそっと日傘をさしてくれたY美ちゃん。次の日、仕事を休んでいたら食料を家まで届に来てくれたこともあったっけ。

 そんなY美ちゃんをカイシャで見なくなったのは、僕が赤ん坊のことでずっと休んでた2月末頃だった。3月になっても姿を見ない。病気でもしたのかと思っていたのだが、そうではなかった。

 何とビックリ産休に入ったのだと言う。本当に驚いた。彼女の同期は知っていたらしいが、僕は人づてに聴いてホントにおったまげた。

 彼女は未婚である。そんな男性がいるとも知らなかった。5月の頭ころが予定日だと言うから、妊娠したのは夏くらいだろうか。詳しいことは周りにも話していないらしいが、親しい後輩が言うには、相手のことは親にも言っておらず、養育費ももらわない方向だという。そして、親しい人にも相手がどんな人なのかは語っていないと言う。おそらくは、妻子持ちの男なのだろう。

 僕の知ってる彼女は、なんつーか不倫のような恋をする感じではない。本当に驚いた。相手の男はどこの誰なのか知る由もないが、心配である。育児の大変さってのが分かるから。二人でも大変なのに、一人で育てるってのは本当に大変だ。少なくとも僕一人では無理だ。小さいうちはもちろん、今後もいろんなことがあるのだろう。本当に心配である。

 そして、思慮深い彼女のことだから、相当な覚悟を持って出産を選択したのではないかとも思う。育児の大変さ、シングルマザーの大変さを、彼女は仕事上知っているはずである。それでも命の尊さを感じてか、相手の男とはどうやら決別している様子だが、一人で育てる道を選んだわけだ。

 まぁなんだかんだ言っても、僕には彼女と生まれてくる赤ん坊の幸せを見守るしかない。手伝えることがあれば、何でもしてやろう。

以上!

日記・コラム・つぶやき
2008/04/27




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