第9回 ジャーナリスト、ICU・上智大学講師 村上むつ子さん英語を磨いて世界を拓くⅠ
英語との出会い
私は東京の出身なのですけれど、小さい時は、本当に普通の、目立たない、恥ずかしがりやの女の子でした。活発といえば活発でしたが、それは、中高と女子だけの学校だったからです。共学だと男子が委員長で、女子は副委員長でなく、女子がなんでもできたから。スポーツや演劇に熱をいれたのも高校生の後半です。私は私立のミッション学校にいっていたこともあり、英語の授業にはネイティブスピカーの先生がいました。そのうち、英語って受験のためだけじゃない、自分の言いたいことが通じる言語なんだとわかってきました。日本では英語は試験のためだけの勉強になりがちですよね。
大学は上智大学に進学しました。私はここで、恩師というべき先生にも出会いましたが、授業ではアメリカ人の先生がたにいつも自分の意見を求められました。あなたはどうなの、と問われるわけで、説明しようと必死に英語の言葉を探します。また、学生運動盛んな時に英字新聞部にいたので、学内で起こっていることについて記事を書くには、自分が責任をもって説明する必要があります。アカウンタビリティということですね。そのために表現・コミュニケーションというものに意識が向いてきました。人に伝えて伝わったときの達成感、責任感というものを体感する経験をしたのです。
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