シベリウスの交響曲第3番にチャレンジ!シベリウスの交響曲は、主に第1番をオーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団で、第2番をバルビローリ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団で聴いて来ました。それらは親しみやすい楽想で、広く聴かれている曲だと思います。しかし、第3番以降は、すっかり様相が変わります。第3番は、デイヴィス指揮、ボストン交響楽団、マゼール指揮、ウィーン・フィル、それとバーンスタイン指揮、ニューヨーク・フィルの演奏録音を持っていて、それぞれ聴いていました。多く聴いているのは、デイヴィスのものです。
この曲は、私には、そうチャーミングには聴こえない旋律が繰り返されたり、響きの色彩感も、第1番や第2番に比べると、ずっと地味なものに感じます。所々で音楽が盛り上がって行くあたりは、ブルックナーに似た印象を受けます。ハルくんさんがブログでのシベリウスの交響曲の説明の際、ブルークナーの名を出されていたことを思い出しました(http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-84e8.html)。ノルウェーのオスロ、それとスウェーデンのストックホルムには行ったことがあるのですが、フィンランドには行ったことがありません。森と湖の多い北欧の国、長くロシアから圧迫されていた国、そして”日本びいき”ということが頭に浮かんで来ます。日本びいきということは別にして、そんなことを思いながら第3番を聴いていると、精神的な強さと共に、時々心がふわっと飛ぶような不思議な感覚を覚えます。人は住むところの影響を強く受けますが、世界中で共通したものも確かにあって、デイヴィスの演奏(:旧録音しか持っていませんが)からは、そんな部分がよく聴こえてくるように思います。
今週、途中で寝てしまった時も含めて(これが多いのですが)多分10回は第3番を聴いたと思います。やっと、この曲の中での”変化”の幅に慣れて来ました。響きの変化を耳が捉えるようになって来た感じもします。何だか、昔、ショスタコーヴィチの交響曲を聴き始めた頃を思い出しました。
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