新春のサンデープロジェクト感想0901061.090104,TV朝日のサンデープロジェクトでは「フィンランド特集」が行なわれた。今回記事は、これを魚に今後の日本の経済戦略の一端を論じる。当HPが特にフィンランドに詳しい訳ではない。
1.現在北欧は、米国発のサブプライムに端を発する世界大不況の中で、大きな困難に見舞われている。各国の銀行は何処も厳しい状態にあり、特にアイスランドは国自体の存続が問われる状態にある。他の北欧3国も程度にばらつきはあるが厳しいことに変りはない。
こうした中で、サンプロ特集によるとフィンランドは次のような戦略でものづくり・外需創出に成功した。
1*嘗てのバブル崩壊後の厳しい状態においてもハイテクと教育への投資を続けた。ここからノキアなどの成功が果実となった。
2*フィンランドでは、こうした国の投資への評価が厳しい。甘さと無駄を排除する。
3*はじめから世界(外需)を狙っている。特に世界標準を狙っている。
4*教育に大きな投資がなされるが、そうして育った人材が外国へより多くの高給を求めて出て行くことが少ない。自分はフィンランド社会に育てられたのだからフィンランドの役に立ちたいとの発言が紹介されていたが、”社会に育てられた子供は社会の役に立ちたい”と思うのではないか。
1.おそらく、フィンランドは今後もこうした戦略で成功するのではないだろうか。それが日本の参考になるだろうか?視聴者から電話があったというが、「増税して日本をフィンランド化しても公務員が食い物にするだけ。裏金天国だ」との敗北主義的声もある。だが一番の問題は、このようなフィンランド的戦略で今後の日本が生きていけるかだ。
1.現在、米欧は銀行・大企業を中心にCDS6千兆円(残高のダブりがある為、実際はその半額くらいかもしれないし、或いは隠れた不良債権が隠れており更に多いのかもしれない)という莫大な損失を受け、金融業は破綻した。そこで米欧は「外需・ものづくり立国」に打って出る必要を感じている。フィンランドだけではないのだ。中国などのBRICsを含め、あらゆる国が今後、ハイテクと教育への投資を行い、全く同じ戦略(1*-4*)をとるだろう。その結果、工業製品は地球上にあふれ、嘗てない厳しい不況となるだろう。
しかも、今まで日本の外需依存・工業立国が成功したのは、世界人口が急激な増加傾向にあり、これを利用した薄利多売戦略が成功したためだ。日本は戦後、真に独創的な技術を生み出したことはなく、外国の物まねと改良でやってきたのである。独創性では欧米・更には中国にも大きく劣っているだろう。欧米や中国が今後外需狙いで本気を出してきたとき、日本が同じことをやって勝ち残れるかどうかはやってみなければ分からないが、ハイリスク・ロ
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