養豚・酪農の現状080903

1.朝日新聞で、調査報道のネタを募集している。この機会に私も、是非マスコミで調査していただきたいことがある。

1.もう30年以上前のことになるが、当時私は北海道で暮らしていた。その時、酪農家の方と話し合う機会があった。牧場も見学させていただいた。トラクターで地面を耕している。何を植えるのかと聞くと、草の種をまくのだという。牛に食わせるのだと言う。北海道では、牛に食わせる草も地面を耕し、肥料を撒き、種をまかねば生えてこないのかと驚いたことがある。

実際に生えた草も見せてもらったが、一見普通の雑草に見えた。だが当時は分からなかったが、これは確かにイネ科の草で、普通の雑草と外見は非常によく似ているが、今から考えると牛専門の「牧草」だったのだ。それは普通の雑草と何処が違うか?含まれる栄養素も多少は違うかもしれないが、基本的には同じで繊維質(セルロース)が主体だ。実は牛の最も好むのは、只の草であり、普通の雑草を食べさせることが最も健康的なのだという。ここら辺を調べていただきたいのだが、恐らく牧草の必要な最大の理由は、北海道の低い気温では一旦草を刈り取ると中々次が生えてこない為ではないだろうか?あるいは、牧草の場合成長が早く・収量が高いのかもしれない。

牛には胃が4つあり、只の草を食べることで胃内部の微生物の働きで必要なタンパク質を含む全栄養素を自分で作り出すことが出来る。つまり牛は草食動物で、草だけで生きていけるのだ。だが現在の酪農においては、草だけでは旨い・消費者に好まれる牛乳を作り出すことが出来ない。そこでタンパク質を沢山食べさせようとする。マメ科のクローバーを沢山食べさせようとするのもその為だ(クローバーは確かに草ではあるが、牛の最も好む繊維だけのイネ科の草とは異なる)。肉骨粉を食べさせようとするのも同じ理由だ。

だが牛は自分の体内でタンパク質を作り出すことが出来るのだから、セルロースだけ食べていればいいのであって、タンパク質を取らせすぎると病気になる。糞詰まりに成り、実際自分の目で見たことがあるが、驚いたことにガスで牛の体が風船のように膨らんでしまった。この牛はどうなるのか?獣医さんが来て、抗生物質の注射をする。それで直らないなら手術しかない。だが手術は金がかかるため、屠殺場に運ばれていく。一旦抗生物質を打つと、もう解体して肉屋に売ることは出来ない(抗生物質にアレルギー・ショック死反応を起こす人がいる為と・薬に慣れたばい菌が生まれるのを防ぐ為

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2008/09/03




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