(続)チベット問題080406

・前回記事へ加筆を行う。

1.「○宋の時代:
羌のタングート族がオルドス地方(黄河上流の屈曲部付近)に「西夏」という騎馬民族国家を樹立した」。

これに対しては、タングート(党項)族はチベット族でなかった。羌族でもなかったとの説も有る。

1.「羌」が果たして後のチベット族を意味するかどうか論議が有る。だが近年、チベット説は有力となっている。本年1月6日、享年94歳にて永眠された 佐藤長(ひさし)・京都大学名誉教授【チベット学者】の説を紹介する。

「羌」の文字は、「羊」と「人」の合字。牧羊人の意味だ。問題はその発音だ。
中国音kiangに当たる本来のチベット語があり、khyum又は khyuと発音される。
人間集団の意味だ。
つまり漢族は、チベット人の生活形態から「羌」の文字をつくり、その発音はチベット人が自分たちのことを指して言っていた発音を借りたと考えられるという(下の参考文献p.116-117に紹介されている)。

参考文献:
「中央アジア史」(江上波夫・編/山川出版社/1987)

スポーツ
2008/04/06




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