汗の中から掴み取るものもある…じと~っと、とっても梅雨らしいいい曇り空だったので、暖かく着込んで汗を搾ろうと張り切って出かけてみた。長袖トレーナーなんか、ちょうど車に積んだままになっていた冬用のである。動き出して30分もたたないうちに汗みどろになったが、なんと不思議と気持ちがいい。そういや毎年夏になったらやっていることだもんね。
もう少しで鳥肌がたつかな?という感じが来たのだが、諸般の事情でストップしてしまった。まあ夏はこれからなので、焦る必要はない。これをやると病みつきになっちゃうんだよね。シャワーを浴びた後が身体が軽くて。夏は毎日のようにこれを楽しむ。
昔、ウィリー・バンクスという三段跳びの世界記録保持者が日本で指導していた頃、彼のコーチングクリニックに顔をのぞけたことがある。大層頭脳明晰な人で、通訳さんの可愛らしい日本女性が通訳するたびに、ウィリー・バンクスが喋っているよりもわかりにくいという面白いことになってしまった。
ウィリー・バンクスさんは、とにかく「水呑め、水呑め」という人だったなあ。大量の水を飲めば、身体に悪いものは出て行くという考えのようだった。私も意識的に大量の水を飲むようになったのは、彼の影響もあるだろう。
英語の専門家だから、陸上競技のコーチング・クリニックの通訳ができると思ったら大間違い。専門用語に堪能な、英語の専門家でなく、競技の専門家の方が、はるかに通訳は上手だ。英会話は確かに通訳さんの方が上手なんだろうと思うけど、専門の世界に入ったら、通常会話では通用しなくなる。
競技などの専門の世界では、言葉ではなくて、「汗でつながっている」部分が大きいと思う。新しい技術を身につけるときなんかだったら、やはりわかるようになるまで汗をかかなくてはならない。頭でわかっても、身体がそのように動いてくれるかどうかはわからないからだ。
自分の意識がカンペキに身体に投影されるようになるまでは、どうしても大量の汗を必要とする。天才は1パーセントのインスピレーション(inspiration)と99パーセントの発汗(perspiration)であるとエジソンが言ったのだそうだが、何をやってもそれはあまり違わない。発汗(努力や行動)こそが、今までの自分とはちょっと違う自分を作ってくれる。
汗をかく気持ちよさを知ってしまったら、毎日汗を流さなければ気持ち悪くなってしまう。それもサウナで汗を流すのではなく、運動して身体を超活性化して、それで流す汗が一番だ。そしてそういう毎日を送っていると、今度は脳みそが汗をかくのではないかと思えるくらい、いろんなものを考えるヒントが手に入っているんだよね。
ま、いずれに
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