スコットランドとフランス紀行公記 パート17さてボルドーからコニャックへ移動以前は車で2時間以上掛かりましたが、今は高速が出来たので大分短縮されました。。最初の訪問は「フランシス・ギボン」。コニャックの6地区の中で最小の、ボルドリ地区にあります。ボルドリ地区をご存じの方はあまりいらっしゃらないでしょう。現役のバーテンダーでさえ知らないですからね。小さい作り手で、たった4人で経営しています。
今回で二度目の訪問です。初訪問の際には色々なビンテージを試飲しました。特に1904年の古酒が抜群のインパクトでした。売ってくれと社長にお願いすると「また来たらな」と言われたので、再チャレンジしたわけです。
ボルドリ地区は、スミレのような香りに加えて、腰の強い個性的な原酒を生む地区で、通にはたまらない魅力があるようです。ただ、短期熟成で製品化される場合が多いので、1904年となるとかなりの稀少価値になってしまいます。
1970~80年代まで試飲。社長のギボン氏は1974年がお気に入りで「旨いだろう?」の連発でした。私は何としても1904年を手に入れたかったのですが、氏は「残念ながらそれは出来ない。コニャック協会から、古酒は出来るだけ売るのをやめるようにとお達しが来ていている。うちの最古の原酒は1904年で、在庫も少ないのです」と申しわけなさそうに言われてしまいました。
うーん、コニャック協会とは聞こえがいいが、大手のへ○○ーや○ミ○○○○ンが陣頭指揮を取る営利団体です。日本で言えば今の自民党のような団体です。所属していない作り手もいるのですが、残念ながらフランシス・ギボンは所属しています。意気消沈しつつ次の作り手へ向かいました。
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