かっこいいな、鳥越さん去年の暮れのことだけれど、娘の勤務する病院主催の”ガン撲滅クリスマスチャリティーコンサート”が開催され、ピアニストの譜面めくりをする娘の応援?も兼ねて、夫と京都へ出かけた。
と言うよりは、ピアノ演奏とともに、鳥越俊太郎氏の講演が聞けることもあった。
講演会場の講堂は満員で、コンサートは盛況。
その頃も、鳥越氏がガンと闘っている姿は、自身の番組でも紹介されていた。
数度の手術を終える度、何事も無かったかのように、元気そうにTVに復帰してきては、相変わらず弱者へのやさしい目線、社会矛盾への疑問を語っている。
病と闘っているとは感じさせない姿を、頼もしく見ていた。
講演の最初に鳥越さんが、
「皆さんは、自分がガンだと言えますか?
ガンの人は手を挙げられますか?」と問いかけると、
三分の一くらいの人が手を挙げた。
となりの元気そうな女性も、にこやかに手を挙げた。
「ほら、こんなに仲間がいると思ったら、安心できませんか?」
皆、思わず微笑んだ。
ジャーナリストとして、この貴重な体験を実感し、レポートできることを楽しんでいるかのように聞こえた。
「寿命というものが限りあることを思い知らされ、その貴重な時間をどのように大切に生きるか、健康な人は気づけないけど、私たちは気づくことができた」
私は今のところ健康なので、本人にしかわからない本当の苦しみを理解することはできないだろうし、そんな甘くないよと言われそうだけど、この言葉は、少なからず病と闘っている人たちを勇気づけたのではないだろうか?
健康に見える私達も、明日何が起こるかもしれないとしたら、皆同じ残りの人生。
なにより、語っている鳥越さん自身、進行形で同じ時間を共有しているのに、こんなに前向きで、将来の夢を語れる。
このコンサートのすぐ後、鳥越氏は、またまた再発して、TV番組を降板したと思ったら、さっさと入院手術し、またまた何事もなかったように番組に復帰して活躍している。
今日も、暖かい訛りの残る語り口、彼のくせであるいつもの腕の組み方。
かっこいいな、鳥越さん
レモンの木の下の野ばらが満開になりました。
こんなに清楚な花だけど、バラの接木の台木になるほど、強い木なんですよね。
かっこいいな、野ばら
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