フランソアの遍路行その7

午前十一時半、電話が鳴りました。フランソアから。

「おみやま(?)の紹介でやってきた宿のおくさんが、何か言っている。理解できなくて困っている。」「それじゃその人に電話を代わってちょうだい。」

「はい、そちらどなたさん?」

「そこにいるのはフランソアといって、オーストラリアに住んでるフランス人です。今歩き遍路で廻っています。何か聞かれてわからなくて困っている、と言うので、通訳します。」

「はあー、どなたさんかね。」

「フランソアの遍路を(サポートしていると言いかけて止める)助けているものです。フランソアがあなたの言うことがわからない、と言っているので。彼に何を聞いたのでしょうか?」

「夕べはどこに泊まりんさったかね。」

「フランソア、夕べはどこに泊まったの?」

「おみやま」

「そこで次の宿の紹介をしてもらったのね?」

「そう。」

「それとねー、まだ十一時半だけど、もう泊まられるんかね。」

「少し疲れているのでゆっくりしたいのだそうです。」

何だか双方不思議そうな顔をしている様子が目に浮かびます。

民宿のオバサンは、ほんとに紹介を受けてやってきた人なのかどうか、こんなに早くチェックインするなんていいのだろうか、と不思議がっているのでしょう。

フランソアはフランソアで、オバサンが一体何を不思議がっているのかがさっぱりわからない、どうしてすんなり宿に入れてくれないのか、不思議なのです。

やれやれ。

ここは第十二番札所焼山寺と、十三番札所大日寺の間の、山の中。少しゆっくり、作品を作ったりそれを私に送ったりしたいので、歩くのを早めに切り上げたのでした。

今日は送られてきた写真をマイフォトにアップします。

いよいよあすから「国際野外の表現展2006 比企」が始まります。私も合宿生活に入りますが、ココログは続けますので、どうぞよろしく。

文化・芸術
2006/09/04




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