コラム:ダブルオカリナの長所(1)

私はシングル(従来型の)オカリナに満足している方にダブル・トリプルを積極的に勧めるつもりはありませんが、トリプルを気に入っている人、トリプルに関心を持っている人に対しては「ダブルもいいですよ」と言いたいです。タイトルの「ダブル・オカリナの長所」というのも、正確に言えば「トリプル・オカリナと比較してのダブル・オカリナの長所」です。

楽器の限界に挑戦したい人や、珍しいオカリナを収集したい人にとっては、トリプルが存在している以上、ダブルには関心が薄いのかもしれません。韓国のオカリナ製作者にも、ダブルはトリプル開発の途中過程に過ぎず、トリプルを製作できるようになった以上、ダブルには余り意味はない(トリプルがあればダブルは不要)として、当初はトリプルのみを販売していた方がいます。

私は、個人的にダブルが欲しかったこともあり(笑)、以下の通り「ダブル・オカリナの長所」をアピールしました。

   (写真はイメージです)

1.ダブルはトリプルよりも吹きやすい

トリプルがあれば、高音部を使用しなければダブルと一緒ではないか、とお考えの方もいると思います。しかし、吹口が二つのダブルの場合、低音部では左側の吹口を吹き、中音部では右側の吹口を吹く、という点で左右だけを意識すれば良いので明快ですが、吹口が三つのトリプルの場合、中音部では真ん中の吹口を吹かねばなりません。右に寄ってしまうと高音部の吹口に息が入ってしまうので、吹口移動の際に常に「行き過ぎを避ける」ことを意識しなければなりません。
説明は省略しますが、運指穴についても同様のことが言えます。また、ダブルの方が軽くてホールド(保持)も楽です。したがって「大は小を兼ねる(トリプルはダブルを兼ねる)」というの

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コラム
2006/11/11




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