駄目男

     

こういうのって世の中にはいくらでもいるのよねえ。見た目は確かに中年の何とかという男優そっくりのようにイケメンなんだけれど、中身が貧しいばかりでなく、勇気もやる気も持ってない。彼が、どんな生活をしているかは凡そのことはわかるのだけれど、普通に会話していて直ぐ彼の中身が分かってしまう。そう、私との関係は、お友達の旦那様。

「Reikoさんは色々多彩な方なんですね」
「あら~そんなことはありませんよ。普通の主婦ですよ」
「ギターをお弾きになったり、インターネットをおやりになったり。そればかりか、ご自分のサイトをお持ちになっておられるそうで……」
「あら!ギターはもう弾かなくなりましたよお」
「でも家内にあなたのアレを見せてもらいましたよお」
「アレ?……奥様にですか?」
アレという言葉にはいろいろなニュアンスが込められているから、うっかり他人様に対し言うものではない。
そこで、お友達が慌てて口を挟んだ。
「いいえね、主人ったら、PC得意じゃないんですの」
 わたしは内心、今頃、PCが得意だとか何とか、そいうのはおかしい、次元の違う話ではないかと思ったけれど黙っていた。昔ならそう言うことは話題になったであろうけれども、今時は、常識で、子供ですら学校やネットでのゲームを楽しんでいる時代なのだ。ケイタイが扱えるならどうってことのない話。
この日、イトーヨーカドーで偶然この友達がご主人同伴で来ていらしたので、そいじゃと言うことで店内の喫茶店に入ったのだった。
「……それにしても、あたしのサイトを見てい頂き、ありがとうございます」
あたしは、アレを見

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2007/11/13




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