JAPANデビュー第2回「天皇と憲法」NHK総合テレビ2009.5.3放送 第1回は完全に中国よりに偏向していたが、今回はある程度の偏向はあるものの大分少なくなった。法学的には正しいと認められていた天皇機関説が政治的に誤りとされていく過程はよかったと思う。
戦争拡大に反対していた犬養毅が与党に対抗するためロンドン海軍軍縮条約に統帥権干犯を絡めて軍縮に反対し、政権を取ってから五・一五事件で暗殺されたことも放映された。野党が軍部に統帥権干犯の口実を与えたり、政権を取るため政策をないがしろにしたことが軍部の暴走を招いたとするのはよいとしても、マスコミや軍部にも戦争責任があるのに犬飼毅だけをとりあげるのはいかがなものか。、野党はない方がよい、中国のように1党独裁の方がよいと言いたいのだろうかと邪推してしまう。
大日本帝国憲法と戦後の日本国憲法の考え方が連続しているという主張もおかしい。日本人が作った憲法案は否定され、GHQが憲法案を作ったのだ。現在の憲法は第1条が天皇の条文だから、現在の憲法は明治憲法と同じ欠点があると言いたいのだろうか。
現在の憲法で最大の問題は、第9条の戦争放棄だろう。しかし、この番組では第1条の天皇が最大の問題で、主権在民の立場から天皇制をどう考えるかが今後の課題としている。やはり、この番組は天皇はいらないと言いたいのだろう。
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