週間新潮4月23日号(歴史歪曲と「台湾人」も激怒したNHK「超偏向」番組) ワシの4月11日のブログ(NHK「JAPANデビュー」)に対してまつさんからコメントを戴き、週間新潮4月23日号がこの番組を批判していることを知った。その次の号の4月30日号は22日に発売され、4月23日号は入手しにくくなっているので、概要を書いてみる。
この番組で日本をいろいろ批判していたK徳三さんによると、日本による台湾統治はプラスが50%、マイナスが50%で差別も受けたが、日本の教育を受けなければ今の私もなく、日本は私にとって“おっかさん”のようなものです。それが私が1番伝えたい部分でした。しかし、そうした発言は悉くカットされ、日本への悪口ばかりを使ったので大変驚きました。
宗教弾圧についても、台湾研究フォーラム会長の永山英樹氏によると、一部の地方官吏は半ば強制をしたかもしれないが、台湾総督府の「寺廟整理」は迷信の打破など台湾の近代化・文明化について必要だとして、台湾の有識者の賛同も得て行われたもので、強制ではなかった。
番組では植民地を持つことで世界の一等国入りを目指した日本は抵抗勢力を武力で押さえつけ、台湾の先住民族を見せ物として博覧会に展示して統治の成功を世界に示したとしている。しかし、台湾のパイワン族は伝統的な踊りや模擬戦闘を誇りを持って披露している。同じ博覧会の写真でインドの人々は半裸なのにパイワン族は民族衣装を着ていて扱いの違いが窺えると永山氏は述べている。博覧会の写真には「人間動物園」というタイトルが付けられているが、当時の日本政府が使った言葉と錯覚するように使っており、全編がそうした歪曲報道の連続ですと櫻井よしこ氏も述べている。
また、総督府の民政局長の後藤新平は当時の主要産物だった樟脳で儲けようとキールンの港や縦断鉄道を整備したように描いている。しかし、李登輝総統時代に台湾の歴史の副読本に採用された「認識台湾」という本には、後藤が台湾の米作りやサトウキビ栽培を何十倍にも拡大した功績が記されている。
メルマガ「台湾の声」編集長の林建良氏も「私の親の世代の台湾人はみな口を揃えて今回の番組はウソだと怒っています。NHKは中国におもねっているといわれても仕方ない。」
新潮は眉に唾しつつ「シリーズ・JAPANデビュー」の今後を見守ろうと結んでいる。
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