NHKスペシャル シリーズ「JAPANデビュー」第1回「アジアの”一等国”」(2009.4.5放送)

 この番組では、日本語教育を受けたから思考回路が日本語になって、台湾語(中国語)では論文が書けないと言う台湾人が登場した。台湾では日本が統治するまで言語はバラバラで統一されていなかった。日本語教育が悪いように放送されたが、台湾で言語が統一され意思疎通しやすくなった良い面もある。(台湾語は中国語の系統で台湾語の文字は存在せず、漢字を使っているので、台湾語の文字を作るべきだと主張する人達がいる。最近では台湾語が普及して地方の言語が消滅の危機にあり、地方言語が消滅していいのかという問題が発生している)。日本語教育が悪いように放送されるのは間違っている。欧米の植民地なら現地人に文字など教えない方が支配しやすいから、現地人への教育自体が行われないだろう。それに、日本統治の後の国民党政権でも北京語が公用語とされ台湾語の使用は抑圧された。
 上記の台湾人は学校や会社で日本人から馬鹿にされたり、給料や昇進で差別されたとも言っているが、欧米の植民地なら奴隷になるのであって、差別くらいではすまないであろう。欧米の植民地と比較しないで日本の植民地のことだけを悪くいうのでは、その時代における日本の評価にはならない。植民地がない国は植民地にされるのであって、そういう時代であるという認識に欠けているこの番組は、当時の日本の正しい評価などできない。
 改姓しないと差別されるから仕方なく日本風に名前を変えたという話も番組に出て来た。すると強制ではなかったことになる(改名は許可制で、改名(改姓?)した人は2%しかいなかった)。なお、朝鮮では氏がないので創氏は半強制で改名は任意の届け出制になっていた。しかし、創氏改名を強く奨励しているが創氏改名を強制してはならないとされ、21%の人は改姓せず、役所の幹部でも創氏改名していない人がいた。それに日本人ではなく朝鮮人だとわかると商売上不利だから、朝鮮人の方から創氏改名の要請があったという話もある。
 台湾の廟や神像が破壊され、神社に参拝するのを強制されたという話も番組に出て来た。日本が宗教の強制をしたのは間違っているが、現在でさえ中国はチベットに対して寺院の破壊や僧侶、仏教徒へのすさまじい拷問を行っている。女性の性器に電気棒をいれて感電させたりするのだから中国の仏教弾圧は残酷・悲惨だ。また、法輪功の信者は逮捕され、その臓器は取り出されて売買されるため、中国ではどんな臓器移植も可能だと言われている。
 戦後、蒋介石が台湾に来て日本人に協力した者は処罰されたとも放送された。だが、台湾では犬(日本人)が出て行ったら豚(蒋介石の国民党)が来たと言われていることには番組で触れていない。犬(日本人)はうるさいけれど役にたったが、豚(中国大陸からやってきた国民党)はむさぼり食うだけで迷惑きわまりなかった。日本への賠償金を放棄し

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社会
2009/04/11




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