【真弓と言う名前の由来】真弓氏の先祖は、射術の祖と言われるほどの弓の名人で、その昔、神功皇后に従って三韓攻めに加わり、功があったので、日本射騎将軍の名をいただいたという。
元弘3年(1333)後醍醐天皇は「建武」に元号を変え(南北朝時代)新しい政治を始められた。ところが、疫病が流行し、死ぬ者は数え切れないはどであった。
折りしも、紫宸殿の上に怪鳥が現われ、「いつまで、いつまで」と不気味な声で鳴いた。
天皇も民も、この声に、新しい建武の政治が何時まで続くのかと、不安をいだき、皆恐れおののいた。
そこで天皇は、弓術に誉れの高い
「隠岐次郎左衛門広有」
に、その怪鳥を弓で退治するように命じた。その怪鳥を射落してみれば、何とそれは
鵺で、頭は人のようであり身体は蛇、嘴は曲り、歯はノコギリの刃のように鋭く、足には剣のように鋭い蹴爪があった。
羽を広げるとその長さは5メートルほどにも及んだと言う。
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