その瞳に映るモノ 第4話-②
メイに誘われて来た遊園地。見上げた空は、この上なく青くて透き通っているけれど、私の心は晴れないままだった。初めて乗った観覧車から降りて、お昼時ということで遊園地内のファーストフード店でお昼御飯を食べた。いつもの町を出て久しぶりに海を見たりして、少しばかり昔のことを思い出したりしたせいで、私の心のなかは複雑に入り混じっていた。
「あたし、トイレ行ってくるね」
「んじゃあ、俺も一緒に行くよ」
メイと佐藤先輩がトイレに行ったので、私とサトシはベンチで待っていることにした。良く考えれば、こんなふうにサトシと2人でいるのは、かなり久しぶりなんじゃないだろうか。ベンチの隣に座ったサトシの優しそうな横顔を、瞳だけで横目見た。
「はは・・・・メイってホント、いつになっても子供だよな。ま、それに振り回される俺も、俺だけどさ」
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