「コンカツ」を嗤う

 「コンカツ」というから何のことかと思った。キツネの肉のカツレツか?じゃ、タヌキもあるかな?「ポンカツ」だな。
 スズメのカツレツなら「チュンカツ」もあるかな。ウマのカツレツは「バカツ」かぁ。

 まさか、就職活動=「就活」と同列の結婚活動だとは思い至らなかった。なぜなら結婚と就職は別次元。片方は社会環境の中における自分のニッチェ(地位)を確立するための活動だし、片方は自分の恋愛観とか価値観、人生観に関わるごく個人的な事情から発生するものだから、公に「活動」するようなもんだではない、とカタクナに信じていたものだから。
 それらが同列に論じられ、「似たようなカテゴリー」に帰属させられているとは。

 そして、最近では親が熱心に活動しているらしい。就職にも結婚にもね。
 この国のニンゲンは、このようにして生きていく力をどんどん失って、そのうちに妊娠出産のための活動=「ニンカツ」とか、家庭教育をして子育てをキチンとするための活動=「キョ-カツ」、病気を治療するための活動=「ビョーカツ」、正しい葬式の準備をする活動=「ソーカツ」というふうに、誰かに頼って生活していくことが当たり前になっていくかも知れない。

 自分を失ったニンゲンとはコワイものだなあ、とつくづく思った。

日記・コラム・つぶやき
2009/05/09




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