まやかしの バリ時間

バリで過ごす時間は、ゆっくり流れる…

ジャムカレッジ、インドネシアの人たちは、時間を守らない。

優雅な、バリ島の時間の流れをこのように表現する事がよくある。
時間の流れ方が、日本とバリ(インドネシア)では違うという事は、店主後藤にもわかる。

例えば… バリに行った事のある方には、想像してみてもらいたい。

喫茶店で2時間時間を潰してください。と言われたら、日本では結構2時間時間を潰すのは苦しいかもしれない。けれども、バリ島のカフェで2時間の時間を潰す事は苦にならない。環境のせいもあるのだろうけど。

バリで知り合った、付き合いも浅い人たちと、他愛も無い事を語り合うのに何時間時間を使ってもあまり苦にならないかもしれないけれど、日本で同じ事を同じ内容で会話すると、多分、瞬く間に飽きて間が持たなくなるに違いない。それも、環境や人のせいもあるのだろうけれど。

それを、「バリの時間はゆっくり」と表現するけれど、果たして本当にそうでしょうか?
仕事として、限られた期間と時間に、すべき事を達成しなければならない店主には、「バリの時間はゆっくり」という風にはとても思えないのです。

一番わかりやすい表現で例えるなら、浦島太郎です。
亀を助けた浦島太郎は、竜宮城で、ご馳走を食べ、鯛や平目の舞い踊りを見て過ごしていた。残してきた地上での生活が心配になり、亀に送り届けてもらう。しかし、そこは、自分の知らない環境だった。そこで、乙姫様にもらった玉手箱を開けてみると、浦島太郎は白髪白髭の老人になってしまう。
つまり、鯛や平目の舞い踊りを見ていた時間は、あっという間に感じていたのだけれど、実際は、それ程時間を費やしていたという事。
店主後藤は、バリ島の時間はまさにそれだと思う。

時間の流れがゆっくりに感じていても、実際に費やしている時間は、日本で感じる何倍も費やしているような気がする。つまり、ゆっくりはまやかし。1分は1分だし、1時間は1時間。逆説で言えば、バリで10分と感じていた時間が、実は30分も費やしていた、そういう事が多い。

また、違う表現で言うと、疲れたので喫茶店に入る。バリならこじんまりしたカフェとかワルンかな? 日本なら10分も休憩すれば落ち着く。ところが、バリでは、ほぉ~っとしていると、何時の間にか30分以上経過している。どうかすると1時間が経過していたりする。

バリの時間はゆっくり流れている、それはまやかしで、店主にとっては、バリの時間はメチャメチャ早く流れている。

だから、バリ島で限られた時間内に、目的を達成しようと思ったなら、日本であくせくしているより

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バリ島の旅
2006/12/15




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