プログレッシブ・ロック

今回は異色なジャンルとして、かなり昔から地味に存在するジャンルであるプログレッシブ・ロックについてお話します。
リスナーが極端に増えもせず、減りもしないこのジャンルは非常に特異性を持っており、オタク心を刺激するものだ。
ヒットとは無縁のジャンルであるが、その黎明期は違っていた。
60年代後半から70年代前半に商業的成功も含めたピークを向え、その後は一部のマニアが熱烈に支持をする様相を示す。

現在でもちょくちょく雑誌等で紹介される“キングクリムゾン”は有名ですね。1stアルバム『クリムゾン・キングの宮殿』のジャケットもかなり有名です。これは69年発表の作品で、何がプログレッシブと言われる所以なのかを全て備えているような作品です。

プログレの要素となるのは、
1、一曲が長い。
2、詩が文学的であったり、哲学的である。つまりは意味深である。
3、変拍子
4、超絶テクニック
ざっとあげるとこんな感じで、このことから特にジャズ系でもメタル系でもポップ系でもプログレと呼ばれるものは多々ある。
そもそもプログレッシブとは前衛的な、とか進歩的なという意味です。つまり既存のデータベース的なコード進行や曲構成ではなく、タブーだろうが面白そうな要素を取り入れ、咀嚼して普遍化することが醍醐味と思う。
この普遍化が大事で、変わった要素を取り入れただけとか、やりたい放題の曲ではここまで支持は得られないだろう。

70年代前半までは様々なことが試され、数々の名盤が世に出たが、その後は音楽業界が産業資本に相当呑まれたこともあり、実験的なプログレは影を薄め、地味なマニア向けのジャンルへと移行する。
今でも現役で活動しているバンドや再結成したものもあるが、主に有名なのはピンクフロイド、イエス、初期ジェネシス(ピーター・ガブリエル)、ラッシュ、エマーソン・レイク&パーマー(ELP)、UK、ルネッサンス、マグマ、マイクオールドフィールド、ドリームシアター、エイジアといったところか。

余談ですがかの有名なビートルズも大分実験的であり、プログレ的要素は満載です。

音楽
2008/11/08




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