社交ダンスの大罪? ⑧ キューバン・ルンバの3種類と、ボレーロ

キューバのルンバはアフリカ出身の黒人宗教音楽から生まれたフォルクローレで、3種類ある事を知ったのは、サルサを始めてからです。

●コルンビア (columbia) …3つの中で一番速く、男性のダンス。

●グァグァンコー (guagunco)…ワワンコとも発音される。ミディアムテンポで、男女ペアで、ゲームのように踊られる。サルサのモチーフに良く使われるので、私も習ったことがある。

●ヤンブー (yambu)…3つの中で一番遅いリズム。老人の動きを模した踊り。 とにかく、社交ダンスのルンバとは音楽も、テクニックも全く似ても似つかない踊りです。
競技ダンサーが「ルンバ」と呼んで使っている音楽は、ワールドミュージックのCDコーナーでは、「ボレーロ」や「バラーダ」というジャンルで発見できます。 また、スクエア・ルンバの踊り方は「ソン(son)」に似ていますし、社交ダンスのキューバン・ルンバは…何だろう、ラテンダンスのいろんな要素と、バレエ的な要素が混ざった、完全に別の踊りだと思います(美しいから、別にかまわないんだけど)。 なんでこんな事に…? たぶん昔々に、キューバ音楽が世界に紹介された時に、なんらかの錯誤があったものと思われます。もう、修正きかないでしょうね、定着しているから。

それでも、社交ダンスのルンバは美しいです。
私がサルサを習っていたキューバ人やアメリカ在住ラテン人ダンサー達も、「別物」としてなら評価してくれていました。
でも、「今度、サルサパーティーで『社交ダンスのボレーロ』のパフォーマンスをしてよ」などと言い、『ルンバ』とは絶対に言わなかったですね。

…続く

ダンスと音楽
2009/07/01




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