平凡なデートコース

エンドロールが終わり、館内が明るくなる。

他のお客が帰るのを待って、手早く身支度をする。
あたしたちのこのいかがわしい行為には、誰も気付かなかったようだ。
改めて安心。

何事もなかったかのように、手を繋いで映画館を出る。

映画の後は食事。

本当に普通のデートコース。

忙しい先生と平凡なデートをできる事が、すごく幸せで嬉しいのだけれど、
こういう時に、はしゃいだりできないのが、あたしの可愛いげのないところ。
誠に申し訳ない。

時間的に少々遅かったし、車だし、
他に思いつかなかったのでファミレスに入る。
どこに入るか迷ってるうちに、うちの近所まで来てしまった。

今日のデートは送迎付き。
それも大事にされてる感じがして幸せ。

知り合いに見られたら大変だけど、ファミレスだからいい事にしよう。

一緒にご飯を食べて、おしゃべりをする。
なんて平和な時間。

いつまでもこうしていたいけど、そうもいかない。
ファミレスを出て、車に乗り込む。

駐車場で、バイバイのキス。

キスだけで・・・終わらない。
さっき、スカートのスリットから、大胆に太腿を見せたせいだろうか。

防犯のためか、明るい駐車場。
真後ろはマンション。

「ねえ、あたしんち近所なんだけど」

「近所の人に見られちゃうかもね。どうする?」

他人事だと思って、なんという事を。

そんなあたしも、ディープなキスに下半身が熱くなる。
身体が震える。

リアシートに移り、あたしは攻めに徹する。
下半身すっぽんぽんの先生の足元に跪く。
奉仕と言うには、積極的に激しく。

あたしは固くそそり立つそれをしごきながら言う。

「ねえ先生、私に会えない間、誰かとした?」

「してないよ。なんで?」

「別に。聞いてみただけ」

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2009/01/20




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