当直室の夜は更けて

寒さに目が覚める。
先生を起こすのがしのびなく、しばらく我慢。

先生の腕を触ると、あたし同様ひんやりしている。
このままでは風邪を引いてしまう。

あたしが身体を起こすと、先生も目を開けた。

「どうしたの」

「寒い」

時は8時。

起きたついでに、夕食にする。
イマイチな寿司とプリンを食べて腹を満たす。

「これおいしい」

プリン好きな先生のために吟味して選んだプリン。
寿司は無言で食べたくせに、相変わらず正直なプリンフェチ。

先生宅の引越しの日が決まったという。
前回引っ越しの話を聞いた時、あたしは結構ショックだった。

今はわりと近いけど、引越し先は今より大分遠くなる。
今みたいに、わずかな隙間時間に会う事は難しくなる。

職場が変わるから仕方ないけれど、それより、
決まるまで何も教えてもらえなかったのがショックだった。

それがあたしたちの関係と言えば、それまでの事だけど、なんだか胸が痛い。

暖房がきいてきて、腹も満たされて、自然眠くなる。

再び並んで横になる。
まどろみながら、たわいのない会話。

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2008/11/24




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