「愛妻は荒野を目指す」裏設定 人物「愛妻は荒野を目指す」登場人物設定 第二稿
■ 赤羽根けい子 (けい子
【プロフィール】
愛妻A。震災後の過酷な東京において、カズオと幸せな家庭を築いている。子供は男の子がひとり。レストランの常連で、お客の顔見知りも多い。明るく前向きな性格で何事もあきらめない。なによりも家族を大切にし、これを守るためならば手段を選ばないと言う非情な一面もある。
【裏プロフィール】
生い立ちがハードだったため、「しあわせな家庭」に執着していた。手に入れるはずだった家族は震災で喪った。喪失による過度のストレスから現実逃避。実の弟であるカズオを亡き夫に見立て、擬似家族を演じている。けい子が守るものは限りなく現実化した自分の幻想、その平穏。
【嗜好】
もともと詩集を読むのが好き。国内の詩人のものより海外の詩人のものを好む。避難時に持ち出したリルケの詩集にはこうある。「明日世界の終わりが来ても私はリンゴの木を植えるだろう」この言葉が、幻視的な傾向さえ見られるけい子の自意識をこの世に繋ぎとめている。
※「明日世界の終わりが来ても私はリンゴの木を植えるだろう」
この一節はリルケの一節として詩ファンの間で知られるフレーズだが、実際はゲオルギウという詩人の一節。そうなってくると誰の詩でもいいじゃないか、ということで、「愛妻」の世界では「キュカ・スビサレータ」という架空の人物が詠んだという設定になっている。
■ 赤羽根和雄 (カズオ
【プロフィール】
赤羽根けい子の夫。けい子を愛し、やさしく見守る良き夫。しばしば感情を暴発させることもあるけい子だが、これに苛立ちのひとつも見せない。よき理解者であり、パートナー。
【裏プロフィ-ル】
けい子の弟。異常なまでのシスコン。過酷な幼少期を姉に守られたため、けい子なしで自我が成立しない。けい子の嘘に徹底的に付き合う覚悟。それはカズオにとっての幸福でもある。カズオが守るものはけい子の幻想。
【嗜好】
ジャズやフュージョンを好む。歌詞のある音楽を聴くことができない。
ジュースは飲めるが、水が飲めない。
【水が飲めないエピソード】(役者の柚木幹斗だ
(1/8) 次»
コメント(0)|コメントを書く
カテゴリー一覧
最近のコメント
このブログを友達に教える