汚い話自分の「女子度」が低いことは常日ごろから承知しているのですが、それでも、人に不快感を与えない程度には身だしなみに気を遣っているつもりでした。モテるかモテないかでいえば、そりゃモテる方がよいし。
しかし、よくよく考えてみれば、半年間に1度も美容院に行かなかったこともある。それも去年、つまりごく最近の話。いくら普段は髪をまとめていて、伸びてもあまり困らないとはいえ、妙齢の女子が髪の手入れもせずにただ伸びるに任せる、というのは「汚ギャル」の一歩手前と言われても反論できないのではないだろうか。いや、ギャルじゃないから「汚オバ」か…? それは痛い! 本当に痛い!
……というようなことを、先日、4か月ぶりに行った美容院で思ったわけです。今後はもっと頻繁に美容院に行こうではないか。反省。
さて、多くの人がそうであるように、私も美容院でのシャンプーをとても楽しみにしています。楽しみなあまり、美容院に行く前日にはシャンプーを控えます。だって、後ですぐ洗ってもらうのに自分で洗ってしまっては、なんだかもったいないじゃないですか。せっかくだから、汚い髪を、プロの美容師さんの手で美しく洗い上げてほしいじゃないですか。
しかし今は、じめじめした梅雨の時期。しかも、私の髪はだいぶ伸びている。そして量が多い。つまり、たった1日洗わないだけでも、ちょっともわっとした香りがする……ときがある。だから今回、美容院に行く前には、自分の中で「髪を洗うべきか、否か」という葛藤がありました。そして悩みに悩んだ末、いつもどおり、髪を洗わないまま美容院に向かうことにしたのです。まあ、どっちにしても美容院に着いたらまずシャンプーをしてもらうのだろうから、カットしてくれる美容師さんにとっても、それほど苦にはならないでしょう。
そしたら驚いたね。だって美容師さん、シャンプーなしでドライカットを始めたんだもの。私のぼさぼさで、ボワボワで、ごわごわの汚髪(おがみ)に必死ではさみを入れ、整えていく美容師さん。ああ、そんな汚いものを触らせてごめん……。てか臭いよね……。
永遠に続くかと思われた、地獄のカット時間。当の美容師さんにとっては、もっと地獄だったでありましょう。ようやくカットが終わり、シャンプー台へ案内されたとき、私は(おそらく美容師さんも)心底ほっとしたのでした。
その後、「そろそろ夏だし」とかいう適当な理由で、数年ぶりにパーマをかけてもらいました。スタイルについて相談しているときに、美容師さんはこう言いました。
「多少重さを残して、落ち着いた大人の女風にしましょう。軽くしすぎると、若くなっちゃうので」
……あの、若くなったら、ダメ、なんですか? 上に「汚オバ」と
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