垣間見る不安、崩れ去る理想そしてキレる同期

社長、しかも上場企業の社長の実物を見る機会は多くの新入社員にとっては始めての経験だった。そんなもんで、「社長」というキーワードには極めて崇高なイメージがある。

カリスマ性

 リーダーシップ

  威厳あるスピーチ

まぁ、いろいろあるけど勝手にそんなイメージを持ってました。

が、スピーチ・・・何言ってるかワラからん。言ってる内容が難しいのではなく、何をしゃべっているのか・・滑舌が悪くて・・・。そう思ったのは私だけではなかったようだ。なんとなく周りがザワザワし始める。そして、何をしゃべっているのかわからんスピーチが延々と続く。時折、”チッ”という舌打ちのようなものだけが耳に残る。まぁ、でも要は「がんばって働いてね」的なことを言ってるんだろう。いいや、もうそういうことにしておけ。。。。

その後、専務という奴が私たちに向かって活を入れたというエピソードはあんまり面白くないので省略する。その後は普通の入社式らしきものが行われ、この後のオリエンテーションの説明がなされた後、記念撮影をして解散になった。

まぁ、社歌の斉唱とかないだけましか・・・と自分を慰めながらその場を発つ。

そんなこんなで入社式は終わった。この後、”研修”というものが1ヵ月半程の間、配属までに行われる。そのために同期は40~50人程に小分けされたクラスに分かれる。そのクラス毎に研修施設の教室が分かれており、入社式の会場から皆、ゾロゾロと教室に向かって歩いているのであるが、話題はやはり社長のスピーチである。

あれ、何だったの?

 やヴぁくね?

実はあれやヴぁいらしいよ。まぁ、扱いやすいお飾りってことで社長になったらしいよ。

と、どこの組織でもいる早耳(?)な奴が会話に加わる。噂の真相はともかく社長を見て”不安”になったことだけは事実である。一部の前向きな奴らを除いて、皆が若干の不安を感じ始める。

いや、あの頃は世の中が全部不安だったのかも。入社前日にアメリカがイラクに戦争を仕掛けた。この会社がって言うよりもこの世界がどうなるかってことの方が不安だったような気もする。そんな大きな流れに飲み込まれて、会社の株価も1年弱前の内定者懇親会の時の株価の半分くらいになっていた。あの頃は会社側のスピーチも「イケイケ、ドンドン」・・・が、今や「まぁ、気合入れてガンバレヤ」的な雰囲気・・・まぁ、いいときも悪いときもあるよね。。。

それでもこの会社の作るシステムはすばらしくて、日本有数のSIerだ。そし

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振り返り
2008/08/31




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