始めにとかくこの業界はゼネコン業界に例えられることが多い。元請、下請の関係やそれをもとにした絶対的なヒエラルヒー、2次請、3次請そして二重三重派遣、仕事は単価の高いところから低いところへ流れていく。設計⇒施工⇒(ビルの)運用という流れまでソックリである。そして、極めて労働集約的な産業である点も全く同じである。ドコの馬の骨か分かってる者からよくわからない者までが集まって、1つの巨大なシステムを作り上げていく。その過程で築かれる屍の山、タコ部屋状態のプロジェクトルーム、壊れたラジオのようなプロジェクトマネージャ、政治や大企業の思惑に振り回される国家的プロジェクト・・・・このような状況から若干、差別的な表現になって恐縮であるが、この業界のことは「IT土方」と呼ばれている。
この業界も20年前は憧れの業界だった。コンピューター万能伝説がまだ生きていた時代、プログラマー(PG)やシステムエンジニア(SE)は輝いている職業だった(らしい)。そんな職業もいつも間にか3K的な職業になり、「SE=負け組み」「PGは奴隷」という文字が、就職活動が盛り上がりを見せる季節に就活掲示板を賑わせる。外食産業を押しのけてBlack企業ランキングの上位を占めるSIerとソフトハウス・・・・。
そんなこの業界志望者の唯一の望み・・・上流工程・・・。その言葉だけが救いだった。みんな鮭が川を上っていくように、IT構築プロセスの上流を目指すんだ。PG⇒SE⇒ITコンサルっていう出世魚的なキャリアパスを歩もうとするんだ。
上流工程っていう言葉、いつからあるんだろ?
そんな言葉がなければ。。。。この業界の本質的な間違いってどこにあるんだろう?
コメント(6)|コメントを書く
カテゴリー一覧
最近のコメント
このブログを友達に教える