~ぶらりドイツの旅~ ブラームス「ハンガリア舞曲集」フーテンのハルくんはノルウェーに別れを告げてからスカンジナビア半島の南端からドイツへと海を渡り、ひとり旅を続けました。船で行き着いた港はハンブルグです。この北ドイツの港町はブラームスが生れた町として有名ですね。父親がコントラバス奏者という余り裕福でない家庭に育ったブラームスは、家計を助ける為にレストランや居酒屋で小さい頃から得意のピアノを弾いて稼いでいました。そういう店には港からアメリカへ移住するハンガリーからの避難民が多く来て居たので、小さい頃から異国的なハンガリー音楽に親しんでいたそうです。さらにはハンガリー出身のヴァイオリニストのレメーニやヨアヒムと交友を持ったことが、益々彼をハンガリー音楽に近づけさせました。ブラームスの音楽の特徴の一つの哀愁漂う歌謡調のメロディは明らかにハンガリー音楽の影響です。
そんなハンガリー風音楽の代表作品といえばご存知「ハンガリア舞曲集」です。元々はピアノ連弾用に作られましたが、余りの人気の高さにブラームス自身や他の作曲家の手で管弦楽用に編曲されたので現在も観賞用として大変親しまれています。僕も大好きなので珈琲などを飲みながらよく聴いています。
ブラームスの故郷ハンブルクには北ドイツ放送交響楽団という素晴らしい楽団が有ります。このオーケストラは戦後直ぐに創設されたのですが、ハンス・シュミット=イッセルシュテットやカール・シューリヒトという大指揮
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