振り返れば 209知恵あきない繁昌の知恵その209「トップの器」
2009年7月5日の日本海に沈む太陽
一足早く、我が家は海開き。
初夏の夕暮れ時のこと
水の中にいる方が、かえってあたたかい。
カラ梅雨で空気が澱み、何となく調子の出ない日常のこと
いっそ海にでも、と訪れてみたら案の定、弥彦山から吹き下ろす、緑を一杯にたたえた微風が、海に浮かぶ我われに清浄をもたらす。
気がつくと父の背を追い越した息子が、水泳の練習に励んでいる。
プカプカと水面に浮かんだ彼女が、ときおり息子に(水泳の)指導を施している。
毎年のように目にする風景
その中で、確実に変化していくこと
サマになった我が子の泳ぎ、子どもからオトナになりつつある彼
彼はいずれ、どこかに向かって泳ぎ、いずこへと飛び立つ。
飛行機でかも知れないし、電車、バス、あるいは船で、かも知れない。
少なくとも健康で、自分らしく、笑顔で日々過ごして欲しい。
親の欲である。
しかし、彼は人に与えること多く、自らに与えること少なかった。
身体も弱く、ケアして、ケアして、ケアしてようやっと、健康を保っている。
その努力の成果に免じて、少なくとも健康で、自分らしく、笑顔で日々過ごして欲しい。
もちろん親の欲である。
しかしそれでも私は、彼、そして母親として文字通り身体を張って彼を守ってきた彼女の幸福を願わずにはいられない。
その願いの真実性は、それぞれの難題に直面した折、三人が思いつく限りの知恵、気力体力、忍耐そして寛容さをもって乗り越えてきた、という事実によって担保される。
さて、トップの器
家
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